早稲田塾は都会にある塾の中でも、受験に強いことで知られている1つです。お子さまの人生の転機となりうるものの1つに大学入試が挙げられるでしょう。それに向けての学習は長期間にわたり、また大きな力を注ぐことになります。
今回は早稲田塾の入試対策や特徴、利用者からの評判などを紹介します。お子様の入試対策に適した学習塾の検討に、ぜひこの記事をご一読ください。
早稲田塾とは
早稲田塾は、関東エリアに展開している受験予備校の1つです。同じく受験予備校として有名な東進のネットワークに入っています。その早稲田塾の特徴について紹介します。
早稲田塾の特徴①12段階の学習と入試への徹底対策
早稲田塾では、東進講座を受講できます。東進講座は12段階のレベルに分かれており、現在の学力に合わせたレベルから、だんだん難しいものを受講していくことで学力を伸ばせるスタイルが特徴です。
授業の最後にある確認テストで理解度を確認できるのはもちろんですが、最後まで集中して受講するように工夫されています。
あわせて、共通テストやAO入試、推薦入試などで求められる小論文、面接に必要とされる基礎学力の対策も可能です。
早稲田塾の特徴②AO入試に強い対策講座
早稲田塾には、AO入試に特化した豊富な対策講座があります。10種類以上の講座があり、提出課題の作成や私立大学のAO入試対策などから選択可能です。
小論文講座や、グループミーティングと呼ばれるシステムがあるのが特徴の1つです。グループミーティングでは、担当講師と数人の生徒で構成されるグループで互いのスケジュールを共有します。
グループ内で互いのスケジュールを確認することで励まし、競い合うことで成長できるシステムです。
早稲田塾の特徴➂一般入試合格も見据えたサポート
早稲田塾ではAO対策や推薦入試のほか、一般入試での現役合格を目指すサポートも充実しています。
学力指導や定期テスト指導など学力面のみならず、進路指導まで徹底サポートできる担任システムを備えています。合わせて、第一志望への合格を支えるためのプロのケアスタッフ、大学生、大学院生の担任補助がサポートしているのも早稲田塾の強みといえるでしょう。
早稲田塾の料金
早稲田塾への入塾を検討するにあたり、重要な要素の一つが料金です。
コース別に早稲田塾の料金をまとめて紹介します。
コース別料金
早稲田塾では、大学の授業のように「単位制」を採用しています。
決まった枠の中から、受講可能な単位数に沿って選択し受講するスタイルです。
単位数はコースにより下記のように定められています。
- ベーシックコース：3単位
- スタンダードコース：10単位
- プレミアムコース：27単位
各コースの年間受講料は下記のとおりです。
受講可能な単位数を超えて希望する場合には追加料金が発生します。
| ベーシックコース | 高校2年生 | ￥207,360（税込） |
| 高校3年生 | ￥398,520（税込） | |
| スタンダードコース | 高校2年生 | ￥276,480（税込） |
| 高校3年生 | ￥798,120（税込） | |
| プレミアムコース | 高校2年生 | ￥478,440（税込） |
| 高校3年生 | ￥1,196,640（税込） |
早稲田塾の主なコース
早稲田塾で受けられるコースと学年ごとに紹介します。単位制を採用している早稲田塾は、選択するコースで受講できる単位数が様々です。
高1生
プレミアム：12単位
スタンダード：11単位
スタンダードライト：9単位
ベーシック：6単位
高2生
プレミアム：17単位
スタンダード：13単位
スタンダードライト：10単位
ベーシック：6単位
高3生
プレミアム：39単位
スタンダード：27単位
スタンダードライト：21単位
ベーシック：15単位
ベーシックライト：7単位
それぞれの受講可能な単位数を利用して、各生徒に必要な内容を選択し受講します。受講する場合には、必ず参加する必修クラスと用途にあわせて参加できる選択クラスの選択が必要です。
大学入試の多様化に伴い、学校ごとに必要な学習内容が異なるため適したスタイルといえるでしょう。
年間スケジュール概要は以下の通りです。
- 3月から4月：春期講習
- 4月から7月：平常授業
- 7月から8月：夏期講習
- 9月から3月：平常授業（高1・高2）
- 12月から1月：冬期講習
- 1月から2月：本番直前授業＜ホンチョク＞（高３）
早稲田塾の口コミ・評判
早稲田塾の口コミに多いものをまとめます。お子さまを通わせたことのあるご家庭からの意見を検討の参考にしてください。
＜授業料＞
- 金額を見ると高額に感じる。カリキュラムやテキストを見ると納得はできる
- 分割も可能だが、年間授業料を分割で払うため、高額請求に見え驚いた。
平常授業以外に講習費がかかるので、他の塾と比較すると高額にも感じられる。
＜講師＞
- 受験専門の講師陣がいるため、必要な勉強を必要なだけできた
- 知識、情報を豊富に持つ先生が多く、志望校選択や受験方法の検討時に相談に乗ってもらえた
＜良いところ＞
- 志望校に合わせたカリキュラムを受講できたので、効率的に学習できた
- 実際に大学で教えている先生がAO入試の課題対策に来てくれるなど、スペシャリストの授業を受けられてよかった
早稲田塾は受験予備校のため、料金スタイルは他の学習塾と大きくことなるようです。しかし大学受験に特化しているだけあり、学習に関する効果を評価する声は多いです。
早稲田塾と他の塾との比較
他の塾との料金比較を下記の表にまとめます。
表内の料金は比較のために、それぞれの授業料を60分あたりに計算したものです。
授業料の後のかっこ内の数字は実際の授業時間です。
| 塾名 | 高校3年生 |
| 早稲田塾 | 約￥1,831円～/60分（120分） |
| 個別教室のトライ | 約￥4,334円/60分（120分） |
| 明光義塾 | 約￥2,930円～/60分（90分） |
| 城南コベッツ | 約￥3,211円～/60分（60分） |
年間授業料として見ると高額に見える早稲田塾の授業料は、60分あたりに計算するとほかの塾よりリーズナブルといえるでしょう。
一方、早稲田塾では、単位制でカリキュラムが組まれているので、授業料を抑えるための方法は多くないといえます。
早稲田塾を検討中であれば、ぜひ一度教室へお問合せされることをおすすめします。